高級ドーナツの傾向と対策。ドーナツ店舗について。

高級ドーナツ。クリスピークリームドーナツの場所

新宿サザンテラス店 Shinjuku Southern Terrace
東京都渋谷区代々木2－2－2　
新宿サザンテラス内
TEL:0120-46-1072
営業時間 7:00～23:00　

クリスピークリームドーナツといえば、高級ドーナツのブームの先駆者。
クリスピークリームドーナツの日本での一号店は新宿サザンテラス。

日本ではまだ一号店のみ。

クリスピークリームドーナツは２００１年にカナダに出店したのをきっかけにメ
キシコやオーストラリア、韓国など世界各地に進出しており、
現在では世界１０カ国の約４００店舗で毎日できた手のドーナツを提供している。

同じアジア圏内で、香港、フィリピン、インドネシアでの3店舗展開、
韓国での20店舗展開に比べると、
日本でのクリスピークリームドーナツの展開は唯一というのに重きを置いているのだろうか。

高級ドーナツの始まりとなったのは、
東京・新宿サザンテラスに「クリスピー・クリーム・ドーナツ」第１号店が１２月１５日オープンした時。
高級ドーナツの噂を聞きつけた人が、高級ドーナツを買い求めようと行列を作った。
開店後から店の前には人の列が絶えることがなく、２時間待ちもあった。

また、ゴールデンウィークでは、
朝からクリスピークリームドーナツを買う人の列が営業時間前から出来ていたという。

まだまだ高級ドーナツ・クリスピークリームドーナツ人気は衰えておらず、
相変わらず列は出来ているよう。

クリスピークリームドーナツの店舗では、「ドーナツシアター」があり、
店内やテラスからガラス越しにベルトコンベヤー式ドーナツマシンで
ドーナツが作られる過程を見ることができる。

店の前にあるホットライトが点灯しているときは店内で
オリジナル・グレーズドを作っているサイン。
待っている間もドーナツで楽しませてくれるが、出来れば早くに手に入れたい。

クリスピークリームドーナツの種類

オリジナルグレーズド、トラディショナルケーキ、グレーズドクルーラー、
イーストドーナツ、オールドファッションに大きく分けられる。

オリジナルグレーズド
イースト菌で膨らませた柔らかい生地のドーナツ。
蜂蜜シロップでコーティングされて、テカテカ光っている（「グレイズド」と言うのは、ここから来ている）
表面はカリッ！で中はふわっ！

トラディショナルケーキ
シンプルでごまかしのない、でも昔から有名なケーキドーナツ。しっとりしてリッチ、そして、シンプル。

シュガー
ちょっと気分を変えて、イーストドーナツにグレーズをつけずにグラニュー糖をまぶしたもの。
クラシックなドーナツに新しい試み。

オールドファッションチョコレート
チョコレート好きの方へ。グレーズのかかったリッチでしっとりした
オールドファッションタイプのチョコレートケーキドーナツ。

チョコレートグレーズド
チョコレートがやめられない方のために、
オリジナル･グレーズド･ドーナツになめらかなチョコレートアイシング。

チョコレートグレーズドスプリングル
ちょっとした楽しみのために、
チョコレートグレーズドドーナツにカラフルなキャンディスプリンクルをつけました。
このドーナツは、若い人、そして、気持ちの若い人に人気です。
さまざまな祝日に合わせた特別なスプリンクルもお楽しみに。

グレーズドクルーラー
クルーラーの形に作ったケーキドーナツにグレーズをかけて仕上げました。

チョコレートケーキ
トラディショナルケーキドーナツにフレーバーをちょっと加えるために、
チョコレートアイシングを丁寧にトッピング。

チョコレートグレーズドクルーラー
ベーシックなクルーラーにチョコレートアイシングをつけたもの。

チョコレートカスタード
リッチなババロア風カスタードを詰めたイーストドーナツに、なめらかなチョコレートをアイシング。

グレーズドレモン
リッチですっぱいレモンフィリングを入れた、グレーズをかけたイーストドーナツ。

ズレーズドラズベリー
オリジナルのグレーズをかけたイーストドーナツに、
濃厚で風味のあるラズベリーフィリングを入れました。

シナモンアップル
お母さんの作ったアップルパイの味を思い出していただくために、
イーストドーナツにアップルのフィリングを詰め、シナモンシュガーをまぶしました。

パウダーストロベリー
ストロベリーフィリングの詰まったイーストドーナツに、シュガーパウダーを軽くまぶしたもの。

チョコレートズレーズドクルーラー
このドーナツは、ベーシックなクルーラーにチョコレートアイシングをつけたもの。

高級ドーナツ・ドーナツプラント

ドーナツプラントのドーナツは創業者マーク・イズリアルが
亡き祖父の古い形見の中から発見した
ベーカリードーナツのレシピで作られている。

1994年、マンハッタンに
小さなドーナツ店を開いたのが、ドーナツプラントの出発点。
最初は小さなお店でしたが、
やがて多くの著名人に愛されるようになり、
現在ではNYの高級デリショップDEAN＆DELUCA など
を中心に販売を展開しています。

ドーナツプラントのドーナツを大きく分けると、
「ベーカリードーナツ」と「ケーキドーナツ」の2種類。

「ベーカリードーナツ」は生地のレシピは
パン生地のものを応用しており、しっとりとした食感。
そのほかに、「ケーキドーナツ」はサクっとした食感となっている。

ベーカリードーナツの大きさはちょっと大きめ。
これも高級ドーナツのなせる業？
1個あたりに使われる小麦粉の量も日本の大手
ドーナツチェーンの2～3倍というだけあって、
しっかりした生地の稠密さを楽しむことができます。

ドーナツプラントが用いる素材はアメリカ直輸入の無添加、
無漂白のミネラル豊富な小麦粉と、
有機栽培のさとうきびからつくられた黒砂糖や、
数種類のオーガニックシュガー。

また、ドーナツの上からかけられるグレーズソースも無着色。
チョコレート系のドーナツは、
クーベルチュールとして名高いヴァローナ社の
チョコレートを用いています。

素材にもこだわり、食品を作るにあたって卵を一切使用していない。
また、素材に食品添加物や着色料を使用したものは使わず、
ドーナツを手作りしているのが特徴。

ドーナツプラントの店舗

白金台店　所在地 : 東京都港区白金台 5-18-7　ラ・レジダンス・ド・白金台 1F　
TEL: 03-5447-1095　営業時間 : 9:00 ～ 20:00

自由が丘店　所在地 : 東京都目黒区自由が丘1-4-10　quaranta1966 1F　
TEL: 03-5731-5988　営業時間 : 8：00～20：00

大手町ビル店　所在地 : 東京都千代田区大手町 1-6-1大手町ビルB2F　
TEL: 03-5252-7511　
営業時間 : 平日 07:30 ～ 20:00　土曜日 09:00 ～ 18:00
日曜日・祝日 定休日

新宿南口店 所在地 : 新宿区新宿3-38-1　JR新宿駅南口改札内　
TEL:03-5339-0290　
営業時間 : 月曜日～金曜日 7:30 ～ 23:00　
土曜日・日曜日・祝日 8:00 ～ 22:00

新宿三越アルコット店 　所在地 : 東京都新宿区新宿3-29-1
新宿三越 アルコットB2F　
TEL: 03-3358-8204 営業時間 : 11：00～21：00

エキュート品川店 　
所在地 : 東京都港区高輪3-26-27　
JR東日本品川駅構内エキュート品川店2F　
TEL: 03-3449-4822　
営業時間 : 月曜日～土曜日 10:00 ～ 22:00　
日曜日・祝日 10:00 ～ 20:00

日テレプラザ店　所在地 : 東京都港区東新橋1-6-1　日テレタワーB2F　
TEL: 03-3571-4000 営業時間 : 8：00～22：30

アトレ恵比寿店　所在地 : 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5　アトレ恵比寿3F　
TEL : 03-5475-8365　
営業時間 : 平日7:30～21:30　土・日・祝祭日8:00～21:30

ドーナツプラント クイーンズ伊勢丹横浜店
所在地 : 神奈川県横浜市西区南幸1-5-1　相鉄ジョイナス B1F
TEL : 045-323-2838　
営業時間 : 7:30～22:00　定休日：不定休

ドーナツの作り方

ドーナツ：小麦粉に砂糖・バター・卵などを混ぜて油で揚げたもの。
卵を入れないものもある。

家庭で手軽に作る際には、
ホットケーキミックスを使用する場合もあり。
ホットケーキミックスだと既に粉がまざっているので、
ドーナツが簡単に出来ます。

ドーナツは揚げるものが主流。
ベーキングパウダーを多めに入れて、
オーブンで焼くなどの焼くドーナツもある。
ドーナツを油であげる時には温度が重要。

油の温度の状態はなかなかわかりにくいものです。
ドーナツ生地をほんの少し入れて、ジュルジュルと泡が立てばOKです。
あまり熱いとすぐに焦げます。
その場合は、少し冷ますか、油を足して温度を下げます。

ドーナツの揚げ上がりは、生地が浮き上がり、
泡が小さくなって濃いきつね色になる頃が目安です。
高温で揚げると、まわりが焦げて中まで火が入らないので、
中温でゆっくり揚げてください。
また、豆乳やおからなどを入れて
ヘルシードーナツにするのもよいかも。

ドーナツの高級化が進んで来ているが、
高級ドーナツの一店舗として、六本木の東京ミッドタウン店
Belbery（ベルベリー）があげられる。

ベルベリーにあるのは、パパナッシュ。
パパナッシュとは、
山羊の乳から作られるシェーブルチーズを練りこんだふんわりとした
ドーナツにコンフィチュールやサワークリームを沿えた、
日本では珍しい東ヨーロッパ・ルーマニアを発祥とするデザート。
ドーナツといっても、色々出てくる昨今である。

ミスタードーナツのリッチドーナツ

ミスタードーナツで2007年秋から行っているのが「リッチドーナツ」。
リッチドーナツの種類はハニーディップ、シュガーレイズド、チョコレート、
ストロベリーミルク、キャラメルアーモンド。

今まであったハニーディップ、シュガーレイズドは
これまでよりもさらにおいしさアップ。他はニューフェイスとなっている。
リッチドーナツのこだわりは、「香り・食感・味わい・色合い」。

ドーナツ店が台頭してきた2007年。
ミスタードーナツの巻き返し、ということだろうか。
ドーナツ高級化を図るため、やわらかな食感を作る卵は
今までの2.5倍入れているとのこと。
また小麦粉やバターの量も調整しているとのことだから、
食感は期待できる？

リッチドーナツの食感はしっとりやさしいとのこと。
ドーナツ、揚げたてはそっと持たないと指が
食い込んでしまうほどの、ふわふわのやわらかさ。
ショップではカタチがくずれないように平置きです。

これはクリスピークリームドーナツを
意識しているのかと思う言葉。
確かクリスピークリームドーナツもふわふわの食感。
クリスピークリームドーナツの持ち帰では、
出来たてでやわらかく、重ねると潰れてしまうので
並べて収めているBOXでの持ち帰り。

ミスタードーナツでは少量では袋での
持ち帰りになっていたが、
ミスタードーナツのリッチドーナツの
持ち帰りは少量でも箱なのだろうか。

ドーナツというと、
オールドファッションタイプの堅いドーナツを
イメージしてしまうのだが、
高級化になると柔らかくなる？
今後のドーナツ展開に期待である。

高級ドーナツ騒動。クリスピー・クリーム・ドーナツ

高級ドーナツとして人気のクリスピー・クリーム・ドーナツ。
クリスピー・クリーム・ドーナツは
日本での開店初日から長蛇の列が出来ていたが、
実は本場アメリカでも同じ。

アメリカ人は行列が嫌い、と言いつつも、美味しいドーナツには目がない？
米国にいくつもドーナツチェーンがあるが、
「クリスピー・クリーム・ドーナツ」はいまやトップクラスの人気を誇る。
トップクラスの提供するトップランクの高級ドーナツ。

ハワイ初のクリスピークリームドーナツの店舗が
マウイ島にオープンした時には、積もりに積もった

「クリスピー・クリーム・ドーナツ」への期待が爆発したのか、
ハワイでも大反響。

ほかの島から飛行機でクリスピークリームドーナツを
買いに来る人が殺到するほどのブームとなった。

マウイ島の空港近くに店舗があることから、
他の島の住民がマウイ島を訪れる際に何箱ものドーナツを買い求め、
家族や友人へのおみやげとして飛行機で持ち帰るのがブームに。

多くのクリスピークリームドーナツを持ち帰ろうと、
1人が5～6箱も買い求めて飛行機内に
手荷物として持ち込むことが多いため、
荷物置き場のスペースを圧迫。

ドーナツにスペースを取られて普通の手荷物が置けないという
困った事態を招いてしまったため、
機内持ち込みできるドーナツの数の制限をしているのだとか。

おみやげのドーナツを持ち込めなかったために、
泣く泣くドーナツを処分した搭乗客もいたといいます。
こんな珍現象をも引き起こした「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。
なかなかすごい人気です。

高級ドーナツ・日本も参戦

ドーナツの相場は1個100円前後だが、高級ドーナツ界ではもう少し高め。
高級ドーナツ界の流れは海外からのドーナツ店舗の流入となっていたが、
この高級ドーナツ界にダスキンの老舗チェーン「ミスタードーナツ」が参戦した。
高級化の流れに日本の企業も乗ろう、というところか。

4月20日、東京・渋谷公園通りに「andonand（アンドナンド）」第1号店をオープン。
アンドナンドはミスタードーナツの新ブランド店で、
20～40代のビジネスパーソンがターゲットの高級ドーナツ店。

「大人のミスド」「ドーナツカフェ」をコンセプトとする都市型店舗として、
2008年3月までに6店の出店を目指す。

2007年度は東京23区とその周辺、その後は全国の政令都市へ
フランチャイズ展開をしていく予定。

andonand（アンドナンド）の真ん中に隠れている
「dona」はラテン語でドーナツの意味。
そして（and）、何度（nand）でも足を運びたくなる場所、
という意味をこめてつけられた。

andonandは大人のドーナツ店でミスドでの取り扱いのない
高級ドーナツとゆっくりと落ち着けるスペースを提供している。

渋谷という若者の場所で大人もくつろげるスペースの一つになるかもしれない。
高級ドーナツだけでなく、大人のくつろげる場所を提供。
特に渋谷というと、今まで若者の街、というイメージ。
そんな所にも大人でも足を運べる場所を、と開発。
高級ドーナツはどこへ行くのか？

高級ドーナツ店・日本版・アンドナンド

店名 　andonand（andonand） 渋谷公園通りショップ
JR渋谷駅ハチ公口より公園通りを代々木公園に向かい、歩いて7分。
渋谷区役所、C.C.Lemonホールの手前。
住所　　　東京都渋谷区宇田川町2-1-1 　
電話　　 　03-5428-5050
お店HP　 http://www.andonand.jp/
定休日　 無休
平日　　 　08:00 - 23:00
土曜日 　　08:00 - 23:00
日曜・祝日 08:00 - 23:00
料理の種類 その他軽食 / カフェ 最寄り駅 　渋谷

「andonand」は、くつろぎ感を重視した店内と
高級ドーナツや充実したドリンクを用意していることが最大の特徴。

高級ドーナツの品揃えは、以下。
主力商品は「プレミアムドーナツ」（4種・各250円）、
「クラシックドーナツ」（4種・各180円）、
ドーナツ生地を焼いた「スティック」（5種・各180円）、
惣菜パイ（3種・各 300）の4カテゴリ。

一番のウリは高級ドーナツ「プレミアムドーナツ」(各250円)。
沖縄県産黒糖・クルミ・いちじくを使用し、
天然酵母とイーストで発酵させた「いちじく黒糖」、
ガーナ産カカオを練りこんだ生地で生チョコクリームを包み、
クッキーとアーモンドをトッピングした「リッチチョコレート」など
高級ドーナツなどの種類がある。

いずれも、食感がふわふわしているのが特徴で、
サイズは手のひらよりやや大きめ。
風味を増すためにバターや卵、小麦の配合にこだわっているところも
高級ドーナツとしての、美味しさの秘訣である。

クラシックドーナツ（180円）：昔お母さんが作ってくれた懐かしい味
（メープル、ミックスベリー、シナモン、レモンティ）

スティック（180円）：野菜やフルーツなどの素材を生地に練りこみ、
軽い食感に焼き上げた。自然のカラフルな色合い
（黒ゴマ、抹茶、トマト、かぼしゃ、フルーツ）

スペシャリティ・パイ（各300円）：イタリアン・デリの味わいをさくさくパイ
（カポナータ、スフォリアテッラ、ベーコンチーズ）